2014年7月12日土曜日

息子たちへ

あなた達が大好きです

自分の命以上に大切に思います

あなた達の母になれてよかった

あなた達のそばにいてあげられなくてごめんなさい

それでも、
心はいつもあなたたちのそばにいます

この体がなければいつでも
魂は自由に飛べるのだろうか

でもこの体があるからこそ
あなた達の力になれることがあるかもしれない
この体があるから
声を伝えることも
両手でだきしめることもできる

あなた達を思い
今の生き方を選んだけれど
あなたたちはそこから
気付いてほしかったこと
学んでほしかったことを
気づいてくれるだろうか・・・

私が誕生した意味
あなた達をこの世に送り出すことだったのだと思っている
そして今
私が生きている意味
まだこの世でなすべきことがある

自分の存在する意味
生き抜いてきっとわかるときがくる
だから、私は
生き抜こうと思います。
あなた達を見守りながら。
いつでも、手を差しのべながら。





生きる

私は存在するための意味を
見つけるために生きているのだろうか。

自分を認めてもらいたかった
ほめてもらいたかった
素晴らしい人間だと言われたかったから

がむしゃらにがんばっていたのだろうか

ただ
真面目に
がむしゃらに

今言えること
どんな人も
必死で生きている

それが自分の価値観にそぐわないこともあるかもしれない
自分の価値観が理解してもらえないこともあるかもしれない

それでも
その人なりの必死でいきてる

人は必ずいつかこの世を去る

私は
何を残せるだろうか・・・
子供の心に
私の生きざまを残せるだろうか・・・
私は
生きてきた証を
この世に残せるだろうか。

私にとっての幸せは何か

2014年4月12日土曜日

桜 2014 ~父の誕生日~

去年、

弟が仕事の帰りに

父の誕生日に
父の為に桜の花をもってきた。


あれから一年。


今年も父の誕生日がやってきた。

弟は
父の為にまた桜の花をもってきた。
とったらかわいそうだからと
散ってた花二つ。

めずらしい四枚の花びらの桜をひとつ。

そして
五枚の花びらの桜を一つ。

ガラスのぐい飲みに水をはり、
そっと受かべる桜の花 ふたつ。


父は、もういない。


父がいなくなったこの部屋に

今年も
春の薫りがやってきた。


弟が
父を思い持って帰った桜の花ふたつ。

枝を折らず
桜からもらった花ふたつ。

父のはにかんだ笑顔が目に浮かぶ


父さん、御誕生日おめでとう。